2019年5月9日より3日間、宮城県仙台市・仙台国際センターにて
第92回日本内分泌学会総会が開催され参加しました。
大会長は東北大学病理学診断分野教授 笹野君伸先生。
大会テーマは、「症例から学び直す内分泌学」です。
内分泌疾患は、小児科・全ての内科・外科・産婦人科・泌尿器科・
整形外科・脳神経外科・眼科・病理科・放射線科にまたがる非常に
幅のある疾患群の総称です。
また、内分泌疾患の診断には、皮膚科・耳鼻咽喉科の先生方の援助が必要となる患者さんも多々おられます。
微生物学・生物学・遺伝学・解剖学・生理学・生化学などの基礎医学を研究されている先生方のご尽力も重要です。
時の経つのは早いものです。当院も開院3年が経過しました。
病院で診療していた頃よりも沢山の初診患者さんが来院され、下垂体や副腎の非常に稀な疾患の患者さんも拝見しました。随分と遠方より尋ねて来られる患者さんには本当に頭が下がります。
内分泌専門医は絶滅危惧種ではありますが、勉強継続が重要との思いを強くして東京に戻りました。仙台の名物料理はいただく時間がなく、次回の楽しみにとっておきます。