この原稿が当院HPに掲載される頃には、新型コロナ
ウイルス感染症の拡散が収束しつつある事を願い書いて
います。
医師にとって学会(総会・地方会)や研究会への参加は、
過去知識の再確認や最新情報に触れる重要な機会です。
2020年2月以降、同ウイルス拡散のため、日本循環器学会
総会(3月初旬:京都市)を含め、各種学会・研究会の開催が
中止されました。多摩地区・立川市においても同様です。
最前線を守る医師に集団感染が起きれば、医療は停止・
崩壊します。病院勤務医は救急外来勤務を含む日直・当直
業務があります。特に3次救急医療を継続するためには、
夜間においても内科系・外科系を含む多数の医師が必要
です。このため、学会・研究会開催中止決定には苦渋の
決断があったと思われます。
全国の先生方、どうぞご安全に。