分娩に際して皆さんが特に心配されるのが赤ちゃんの甲状腺ホルモン値についてです。当方が勤務していた立川相互病院産婦人科では、分娩時の臍帯血(さいたいけつ、と読みます)を検査に提出し、赤ちゃんの甲状腺ホルモン値を迅速に確認します。なお、臍帯血の甲状腺ホルモンは、赤ちゃんの甲状腺ホルモンそのもので、お母さんの甲状腺ホルモンとは異なります。 夜間や深夜の分娩に際しても検査提出に問題はありません。退院までに、小児科医・産婦人科医が検査結果を確認し説明します。20年程前よりこの方法を継続しており大変好評です。里帰り分娩など、他院にて分娩される際には、直接担当の産科医師に相談・質問して頂ければ幸いです。
初診の方、月初めの受診には保険証をお持ち下さい。
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