前下の継続です。
(8)特発性副甲状腺機能低下症・甲状腺腫瘍術後の
副甲状腺機能低下症にて、活性型ビタミンD(α-
カルシドール錠など)を内服中の方は減量しないで
下さい。また、脱水にて尿量が減った際には、高カル
シウム血症となり、腎機能障害が出現する可能性が
あります。飲水量を確保して下さい。尿の色が濃く
なった際には脱水の可能性があります。注意して下さい。
都内でお仕事の方は、チラージンSと同様に予備を持ち
ましょう。
しかし、手持ちの予備が無くなりそうな際には
半分量として継続する事も可能です。しかし、
低カルシウム血症による、しびれや脱力が出現する
可能性があるため注意が必要です。
4回に渡って、色々な内分泌疾患へのホルモン補充
療法について解説しました。くれぐれも予備を確保
しておいて下さい。