皆様、お変わりないでしょうか。本日は2023年5月14日
(日曜日)です。春スキーも例年に比べ2週間も早く雪が
なくなり終了。4月も駆け抜けて行きました。久しぶり
の更新となります。
さて、5月11日より5月13日まで日本糖尿病学会 年時
学術総会が鹿児島市で開催されました。今回は鹿児島
大学糖尿病内分泌内科学教授 西尾善彦先生が主宰され、
全体テーマは明治維新発祥の地である鹿児島にちなみ
「糖尿病学維新」でした。この数年間の糖尿病学の進歩を
基礎分野から臨床的分野までの再確認し、今後の展望を
共有する会となりました。
今回は糖尿病合併症(特に糖尿病腎症)のご講演と
シンポジウムを中心に聴講してきました。この領域は
この10年間で確実に進化しています。私が若い頃は
治療法がなかった病状の患者さんにも光が見えてきま
した。次の10年では慢性腎不全に至った糖尿病腎症
患者さんが減少し、新規に維持血液透析を開始する
患者さんが半減すれば良いなと感じました。
20年ぶりに訪れた鹿児島は、九州新幹線の開通も
あり外国からの観光客も沢山見受けました。時代は
コロナ後に進んでいる様です。