皆様、お変わり無くお過ごしでしょうか。本日は2026年
7月20日(月曜日)です。朝から残務整理のためクリニックに
います。先日64才になりました。医師40年目です。当院も
開院11年目に入りました。本当に月日お流れの早さには
驚きます。今回は少々前に参加した勉強会について書き
ます。
2026年5月18日(月曜日)立川市・国立市・昭島市合同医師会
講演会が開催されました。共催はabbvie社です。座長は災害
医療センター消化器内科部長 板倉潤先生、演者は武蔵野
赤十字病院消化器内科副部長 玉城信治先生です、演題は
「C型慢性肝炎に対する治療・ガイドラインアップデート・
拾い上げの重要性」です。
昭和62年(1987年)に卒業し研修医の頃には、A型・B型肝炎は
診断可能でしたが、それ以外は非A・非B型肝炎の診断でした。
1989年C型肝炎が診断可能となり、まず1992年よりインター
フェロン単剤治療が開始となりましたが、その治癒率はまだ
まだの結果でした。その後種々の治療薬が登場し、2011年より
DAA(direct acting antivirals)が登場しました、そしてその
進化形として、マビレット(薬品名:グレカプレビル水和物・
ピブレンタスビル)が上市され、日本人に多いC型肝炎ウイルス
ジェノタイプⅠ・Ⅱ型にも著効する結果となりました。わずか
8週間の外来通院内服治療のみで、およそ97%の患者さんが
SVR(C型肝炎ウイルスが排除された状態)へ誘導可能です。
本当に感動する治療効果結果です。C型慢性肝炎から肝硬変
へ進展・肝癌発症の流れを断ち切る事が可能となりました。
最も重要な点は、健診や人間ドック等でC型肝炎抗体陽性の
結果がでた方を的確に肝臓病専門医の紹介し、最新の治療を
受けて頂く事です。また以前インターフェロン治療が奏効せず
治療中断となっている患者さんにも投与可能です。
医師となり40年目、本当にC型肝炎治療は進化しました。夢の
様です。しかし肝硬変に進展した患者さんを正常肝に戻す事は
まだまだ困難です。C型慢性肝炎が肝硬変に進展する前に治療を
受けて頂く事が最も大切です。
講演会の後半は、代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)の
お話でした。2026年、日本消化器病学会・日本肝臓学会より
診療ガイドラインが改訂されました。この内容は後日また
書きます。玉城先生へ多数質問し的確なご回答を頂きました、
厚く御礼申し上げます。
いよいよ本格的な夏が到来・猛暑ですね。熱中症に
ご注意下さい。 どうぞご安全に。















