最近、市民検診の結果返し説明の際に、御自分の身長が少しずつ減ってきた事を心配される方が増えてきました。日本骨粗鬆症学会の研究では、20才の時の身長より2cm以上短縮した場合には、かなりの確率で骨粗鬆症が発見されています。
当院で実施可能な骨粗鬆症の診断には、(1)骨密度測定(手指のレントゲン撮影を実施し、コンピュ-タ解析して判定します)、(2)骨代謝マ-カ-測定があります。
特に、骨の壊れる勢い(骨吸収といいます)を確認できる骨代謝マ-カ-は、少量の尿のみで測定可能な痛みを伴わない簡便な検査です。また、骨粗鬆症治療薬の効果判定にも使用します。
特に40~60歳台でご心配の女性の方は御相談ください。