皆様、お変わり無くお過ごしでしょうか。本日は2025年
3月23日(日曜日)です。本当に暖かいですね。近所の
お寺さんのしだれ桜が咲きました。先週の残務整理にて
朝からクリニックにいます。私のホームゲレンデ野麦峠スキー
場も本日で今シーズンの営業終了です。 沖山隊長
(師匠)も、お元気にレッスンされている御様子。毎日の
配信(今日の野麦)を楽しみに見ていました。
さて。3月19日(水曜日)、立川市・国立市・昭島市・
医師会・第一三共(株)の共済にて、「骨粗鬆症の最新
治療、グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症のガイドライン
より学ぶ」が開催され座長と務めました。演者は杏林大学
医学部腎臓・リウマチ膠原病内科学准教授 岸本暢將
(みつまさ)先生です。
膠原病や慢性腎炎、癌治療においてもグルココルチコイド
(商品名:プレドニゾロン・デキサメタゾン・リンデロン等)が
内科系・外科系の先生方に頻用されていますが、グルココル
チコイド長期投与により誘発される、グルココルチコイド誘発
性骨粗鬆症については注意の啓発がまだまだ遅れている
状況です。
2023年日本骨粗鬆症学会より、上記ガイドラインが改定
され発表されました。目的は、骨粗鬆症進行による骨折予防
につきます。今回は骨折予防効果を有し、十分なエビデンス
のあるデノスマブ(商品名:プラリア/第一三共)を中心に
御講演頂きました。
プラリアは、6ヶ月1回の皮下注製剤です。当院でも約50名
の患者さんに投与を継続し、骨密度改善維持が確認されて
います。特に内科系で御開業の先生には、漫然とビスフォス
フォネート製剤を投与継続せず、全身骨密度装置を使用
した骨密度測定をしつつ骨粗鬆症治療を変更・継続して
頂きたいと思います。80才の患者さんが大腿骨頚部骨折
を発症した際に、治療が上手く行かない時には5年生存率が
50%前後となり、進行胃癌術後の生存率と同等となります。
脳出血・脳梗塞・心筋梗塞・心不全・腎不全発症予防と
同等に骨粗鬆症診療についても御考慮頂ければ幸いです。
<追伸> 第一三共(株)福田様、段取りお疲れでした。
新型コロナ感染症とインフルエンザ感染はまだまだ持続
しています。 皆様、どうぞ御安全に。住友