しばらく原発性アルドステロン症の難解なお話が続きましたので、今回から、昔の事・日常診療の中で感じている事を書いて見ます。
当方、大学入学は1981年、卒業は1987年(昭和62年)です。入学した頃は、阪神電車西宮駅のかけうどんが80円(今290円)でした。
昭和の時代(1980年代~最後はバブル経済→その後破綻)も随分と昔のように感じます。
入学当初は、コンビニもインタ-ネットも携帯電話もありません。
当然カ-ナビなど便利なものもなく、出かけるには地図と時刻表とにらめっこでした。卒業の頃のガソリンの値段は今とほぼ同じで、無鉛ハイオクが大学近くのスタンドで155円/1Lでした。私のバイクは満タンで21Lはいりましたので、食べるものよりガソリン代のほうが高かった気がします。
卒業して30年目が過ぎました。病院で、若い先生達(研修医:24歳)に講義をしていると、元気のよさに年齢を感じる今日この頃です。
次回は、日本の医療を取り巻く最近の色々な問題点について少し書いてみます。