先日、パシフィコ横浜で第61回 日本糖尿病学会関東甲信越地方会が行われ、看護師が発表させていただきました。
クリニックの外来看護師としての、ご高齢の患者様に対する取り組みや、地域連携によって得られた成果と課題についての発表でした。
今後、日本の超高齢社会はますます進んでいくことが予測されています。
ご高齢の患者様が、元気に自宅での生活を続けていくためには、ご本人、ご家族はじめ、地域のスタッフ(ケアマネージャーさん、訪問看護師さん、訪問薬剤師さん、ヘルパーさんなど…)と私たち外来看護師との連携が必須だと考えています。その方にとってよりよい血糖コントロールを目指すことはもちろんですが、皆さんが自分らしく、楽しく生活できることも念頭に関わらせていただくことも大切だと、発表を通して改めて感じました。
シンポジウムでは災害関連医療として「1型糖尿病における災害対策」を聴講しました。発災直後は、糖尿病など慢性疾患は対応が遅れることがあります。自分の身を守るために、「薬の予備は最低でも1週間、余裕をもって1か月分準備しておくとよい」「自分の病気、使っている薬などの情報を用意しておく」。この2つだけでも、日頃から準備しておくと、もしもの時に安心ですね。どうでしょう?災害対策、できていますか…?
それでは、最後になりましたが…みなさん、今年もよろしくお願い致します!(^^)
(はのん)