旬ごとに美味しい果物がたくさんありますよね。ついつい季節ごとに食べ過ぎてしまう方もいれば、血糖値が気になるので食べられないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
果物には、ビタミンC →抗酸化作用があり、動脈硬化予防など
カリウム →高血圧予防
食物繊維→便秘の解消
などの健康な体を維持するために効果的な栄養素が豊富に含まれます。日本糖尿病学会では、糖尿病の方でも、1日80キロカロリー分の果物の摂取をすすめています。
ただし、食べ過ぎると、糖代謝の悪化や中性脂肪の増加につながる恐れもあり、食べ過ぎには注意が必要です。
では、80キロカロリーとはどのくらいでしょう?
例えば…
みかん 小2個
リンゴ・梨 半分
バナナ 1本
イチゴ 7~8個
マスカット・巨峰 10~15個
桃 大1個
メロン 中半分
キュウイフルーツ 1個半
柿 1個
(参照)糖尿病食事療法のための食品交換表第7版
注)干し果物やくだものの缶詰などは、ビタミンの含有量が少なく糖度が高いため、しこう食品として取り扱われます。
注)果物は、野菜と異なり、炭水化物を多く含む食品(1群)=糖質の分類です。
<果物に食べるタイミング>
果物に含まれる単糖類は、短時間でエネルギーになることや、中性脂肪の増加をまねく原因にもなりかねない活動量の少ない夜よりも、朝食・昼食時に食後のデザートとしてお召し上がることをおすすめします。
<かくかく>