だんだん蒸し暑い日が増えてきましたが、今年はコロナ対策のために暑い中でもマスクを着用する機会が増えていますよね。湿度・温度が高い中でマスクをつけると熱を逃しにくくなったり、気づかないうちに脱水になるなど、体温調整がしづらい状態になっています。
特に糖尿病患者さんは自律神経障害により汗をかきづらく、体温調整がうまくいかなくなるなどの理由で熱中症にかかりやすいとも言われています。暑さを避け、水分を摂るなどの「熱中症予防」とマスク着用やこまめに換気を行うなどの「新しい生活様式」を両立させる必要があります。
以下、厚生労働省ホームページからの抜粋です。
*屋外で人と2m以上離れている時は熱中症を防ぐためにマスクを外す
*マスク着用時は激しい運動を避け、喉が渇いていなくてもこまめに水分補給をする
*エアコン使用中もこまめに換気を行い、換気の際は窓やドアを2か所以上開けたり、換気扇や扇風機を併用する
詳しくはリンクを貼っておきますので参考にしてくださいね。
「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント(厚生労働省)→
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_coronanettyuu.html
また、高齢者の熱中症の半数以上は屋外ではなく自宅で発生しているというデータもあります。入浴前後や起床時もまずは水分を摂取するなど、喉が渇いていなくても意識的に水分補給をしてくださいね。
水分の種類については、今年も待合室に展示をしますので飲み物の選択をする際に参考にしてください。スポーツ飲料には糖分がたくさん含まれているので注意ですよ!
熱中症・感染症に注意しながら、元気に夏を乗り切りましょうね♪
(はのん)